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コラム【ワーキングメモリー 3】
パート3
今回は「ワーキングメモリーが弱い」タイプの大人の方についてのお話です。
「何をしようとしていたんだっけ?」と不意に思い出せないことは誰もが経験されたことがあるのではないでしょうか?
思い出そうとしても思い出せない、考えるても疲れてしまう…
そんなことが「ワーキングメモリーが弱い」タイプの方にはしばしば起こると言えます。
初回でお話ししましたように、
ワーキングメモリーは「頭の中のメモ帳」のような役割をするのでこれがうまく働かないと頭の中の整理がつかない状態になってしまいます。
仕事がうまく進められなかったり、生活がスムーズに流れていかなかったりと上手くいかないことが増えてしまいます。
そうした苦手さを抱えながら生活していることは、自信を無くしたりイライラしたりしやすくなります。
ちょっとした工夫で苦手さを補い、スムーズに生活しやすくなるので少しご紹介させていただきます。
・やることは優先順位をつけて一つ一つに集中。
・携帯のリマインダーやメモ、付箋を活用して、頭の中に整理しきれないことを「見える化」しておく。
・日常生活の流れについてはパターン化しておく。(何曜日には〇〇をする、毎日何時には〇〇をする…など)
前回のコラムでもお伝えしましたが、苦手なことは誰にもあるものです。
無理のない形で工夫をして過ごしやすくする、
自分自身を認めてあげるといったことを心がけていただくことで
お読みいただいた方の生活が少しでも過ごしやすくなればと思います。
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