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Vielight(ヴィ-ライト):非侵襲的な脳フォトバイオモジュレーションを導入しました。
「Vieligh:脳フォトバイオモジュレーション」は科学と工学の独創性を融合させて10年以上の歳月を費やしてカナダで作られた最新脳科学技術です。
近赤外線を使用した世界で唯一の経頭蓋経鼻脳フォトバイオモジュレーション(PBM)装置で脳のパフォーマンス向上を目的としています。
様々な臨床研究では、認知力、記憶力、血流の改善が見られています。
フォトバイオモジュレーション(PBM)とは?
〜PBMはどのように作用するのか?〜
特定の波長(およびパルスレート)の光エネルギーを利用して、ミトコンドリア内で光化学的変化を引き起こします。
非侵襲的な施術であるため、手術を必要とせず、皮膚を貫通したり損傷したりすることもありません。
PBMでは通常、赤色または近赤外光を使用します。
細胞レベルでは、近赤外光(810-1064nm)のエネルギーがミトコンドリア内のチトクロムc酸化酵素に吸収され、調節、ミトコンドリアシステムが改善されることがわかっています。
チトクロームcオキシダーゼが調節されると、一酸化窒素(NO)、ATP、カルシウムイオン、活性酸素種(ROS)その他多数のシグナル伝達分子が放出されます。
実際にVielightの技術は、PBMの分野で様々な研究によって検証されており、ミトコンドリア機能強化により、以下のことが起こることが報告されています。
- ATPによるエネルギー産生増加
- 血管拡張による血流増加
- シナプス形成促進
- 血管新生の増加
- 抗炎症作用
- 抗アポトーシス
- ニューロン前駆細胞の増加
- SOD(抗酸化物質)の増加
- ニューロトロフィンの増加
- ニューロン興奮毒性の減少
など(Hamblin MR, et al. 2016)
このように光照射によって、細胞の修復と再生が促進され、炎症が抑えられ、標的部位の血行が改善されるという考えられます。
脳内のターゲットエリア:DMN(Defalut Mode Network)
- Medial prefrontal cortex(内側前頭前皮質)
- Precuneus(楔前部)
- Posterior cingulate cortex(後帯状皮質)
- Inferior parietal lobe(下頭頂小葉)
- Hippocampus(海馬)
Anita E. Saltmarche, RN, MHSc,1 Margaret A. Naeser, PhDPhotomedicine and Laser SurgeryVolume 35, Number 8, 2017Mary Ann Liebert, Inc.Pp. 432–441
DOI: 10.1089/pho.2016.4227
Vielight 特許の鼻腔内テクノロジー(なぜ鼻腔内からも?)
鼻腔は光エネルギーが脳に到達するための入り口となっており、嗅球は長期記憶をつかさどる 脳部位(海馬)に直結しています。また、前頭前皮質は認知プロセスに不可欠です。
鼻は近赤外線(NIR)810nmの光エネルギーが、他の方法では到達できない脳の腹側領域(下側)に到達するための入り口です。
脳の下側にある領域は、感情反応、意思決定、自己コント ロールにおいて多くの重要な役割を担っています。
さらに、鼻(嗅覚)領域は、記憶処理(海馬、嗅内皮質)、感情管理領域(扁桃体)に直接つながっており、
脳の他の領域(視床)にもアクセスすることができます。
VieLightを用いて研究を進めている大学
シドニー大学 / ハーバード大学 /UCLA / シドニー大学
ユタ大学 / ボストン大学 /フロリダ大学 / ペンシルバニア大学等
アルツハイマー病、自閉症、頭部打撲歴のある元アスリートの方のうつ病症状・心的外傷後ストレス症状・睡眠の質、パーキンソン病に対する効果検証が行われています。
精神医学におけるPBM
精神医学では、PBMはうつ病、不安神経症、認知機能障害など、さまざまな症状に対する潜在的治療法として研究されています。
PBMは、気分や認知機能の改善につながるような形で脳細胞に影響を与えることで、これらの症状に役立つ可能性があると考えられているためです。
ただし、精神医学におけるPBMは比較的新しい研究分野であり、現段階では実験的なものと考えられていることをご理解ください。
研究結果
- □自閉スペクトラム症 (ASD)
PBMを3か月および6か月の治療後 、ASD 重症度軽減。また行動的と認知の硬さの軽減、注意機能及び睡眠の質の改善、非協力的な行動や親のストレスの減少なども報告(Stefano Pallanti, et al. 2022)
□アルツハイマー病
PBM治療12週後には有意な改善がみられた。認知機能の向上、よりよい睡眠、怒りの爆発の減少、不安の減少を認めた。副作用はみられなかった。一方、4週間の無治療経過観察期間中には、顕著な認知機能の低下が観察された。(Anita E. Saltmarche, et al. 2017)
□パーキンソン病
PBM治療12週間後、運動能力、認知能力、動的バランス能力、巧緻運動能力は有意に改善した。(Ann Lieber,et al. 2021)
□発表された研究成果の全論文リストはこちらです。
https://www.vielight.com/research/
使用方法
- 1日1回、座るか横になって、1回20分頭部(写真の通り鼻腔からも)に照射します。
- 処置に痛みはありません。
- 使用用途に合わせて以下の様に2種類の周波数設定が出来ます。
ガンマ波(40Hz):ブレインフォグ対策~集中力・記憶力・脳エネルギーアップ
アルファ波(10Hz): 落ち着き、ストレス管理、睡眠の改善
PBMは安全ですか?
PBMは一般的に安全で、これまでに明らかな副作用の報告はありません。
しかし、使用において以下の注意が必要です。
- 1日に1回20分を超えた使用はしない
- 各使用間は6時間以上開ける
- 過度な刺激を避けるため、7日目は必ず休む(連続使用の場合)
- 使用中/使用後に不快感を感じる場合、また体調がすぐれない場合は使用を中止する
*本機器は医療機器ではありません。病気の診断・治療・治癒を目的として使用することはできません。
*PBMは補助療法であり、従来の精神科治療に取って代わるものではありません。
*精神疾患に対するPBMの有効性は現在も研究中です。
料金
3つの料金体系をご用意いたしました。
①1回ごと:6,600円/回
②10回数券:55,000円 (5,500円/回)
③マンスリーサブスクリプション(毎月1日スタート〜月末まで利用回数制限なし):19,800円/月
御希望の方は受付に受診時に、あるいは、お電話にてご連絡ください。
当日にVieLightをご利用いただけます。
052-704-5560