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2021.05.17

コラム「『ダメな自分』が気になるとき」

おはようございます。

東海地方は梅雨入りしたそうですね。

じめじめした気候はお洗濯には困りものですが、雨露に濡れ青々としだる木々や紫陽花を眺めるのもよいものです。

 

今日は「ダメな自分」が気になる時の対処法について精神科医 水島広子先生の言葉を引用しながらご紹介いたします。

 

生活する上で心理的ストレスやショックは避けて通れないものですね。

そのような時、「ダメな自分」が急にクローズアップされる体験はどなたも経験されたことがあるのではないでしょうか?

皆様はどのように対応していらっしゃいますか?

 

水島先生は『運のいい人悪い人の心の習慣』(海竜社)のなかで、「今はこれでよい」のだという方向に結論を設定し、あとは時が癒やしてくれるのを待つ方法を紹介していらっしゃいます。

 

体調の良い日もあれば優れない日もあり、意欲にだってムラがあって当然です。一方、自分とはまったく関係なく、周りの人にもそれぞれの事情で機嫌が良かったりイライラぎみであったりすることもあります。

うまくやりおおせないことを自分の努力不足であると責めるのは、裏を返せば「努力しさえすれば自分は何でもやりおおせる」という現実離れした考え方と言えないでしょうか?

 

人にはその日の事情がありますね。

理想の一日でなくとも、今日のコンディションでできたことにフォーカスし、「今はこれでよい」とご自身を労ってみてください。
そして、自分に不足した部分の深掘りを中断し、足下、つまり、今、目の前にある日常生活の一つひとつを丁寧に扱うことにとりあえず集中してみてください。

 

 

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